デコマガジン
2019年時点で、個人のスマートフォン保有率は67.6%に達しています(令和2年版総務省情報白書)。皆様も、何かを検索して閲覧するとき、通常はPCの前に座っているとは限りません。スマートフォンを使用していることが一般的ですね。
ただし、この統計は全ての分野にわたるものではありません。BtoC分野では、例えば医療機関の閲覧など、業種ごとに利用される割合が異なります。また、BtoCの販売においても、業種によりますが、約70%はスマートフォンでの閲覧と考えられます。
対照的に、BtoBの場合、スマートフォン利用率は約30%から40%と考えられます。企業にとって、最も手軽な検索ツールはデスクトップPCが主流ですね。
さらに、Googleは検索順位の基準としてスマートフォンを採用しています。BtoBであっても、モバイルファーストに適応していないと、検索順位に悪影響が及びます。
多くのホームページ制作会社は、モバイルファーストの原則に基づいて、スマートフォンでの閲覧を優先しデザイン・設計を進めています。これは状況に合った必要なアプローチですが、それだけで十分でしょうか?
ユーザーの業種や目的を適切に理解し、PCユーザーからスマホユーザー、そして両方を想定したユーザーに対して、戸惑いのない構成とデザインを心がけ、閲覧しやすくデザインの意図が伝わるような制作が重要です。
お客様とそのユーザーを丁寧に観察し、ホームページ制作を進めるデコジャパンと共に、ホームページを育てていくプロセスをお楽しみいただければ幸いです。